打撲のしこりの治し方/超音波治療や手術などが挙げられます
打撲はそんなに珍しいものではありません。
特に運動をしていない人でも、転んだだけでそれになることがあるからです。
そして半月も経てば何もしなくても治ることがあるので、それだと自覚しても特に治療を受けない人が多いのが現状です。
しかし、打撲は放置していると後で悪影響を残すことがあります。
打撲時に生じた内出血がしこりとなるからです。
しこりは筋肉を動かすとき、障害になります。
激しいスポーツをしている人だと、身体を動かしたときに、強い違和感を覚えることもあります。
そのため、打撲の効果的な治し方を知りたいと考えているスポーツマンは少なくありません。
では、打撲の治し方とはどのようなものがあるのかと言えば、温熱治療が有効です。
この治し方は分かりやすく言えば、毎日入浴する習慣をつけることです。
内出血が残ることによりしこりが生じますが、患部を温めて血行をよくすれば、内出血が消えてしまうのです。
この治し方は痛みが引いた後に取りかかるようにしましょう。
ケガをした当日などにやると、腫れや痛みが悪化するだけになるからです。
打撲は患部の冷却に代表される応急処置とその後のケアを上手にやれば、しこりが残ることはまずありません。
しかし、多忙などを理由にそれをきちんとやらないと、専門の治療を受ける必要が生じるのです。
しこりを消す方法としては、超音波治療があります。
この治し方は、プロのスポーツ選手も採用しているものであり、信頼度が高いのが特徴です。
超音波治療は血行を促進し、炎症を抑える効果を期待できます。
しこりを取り除く方法としては、手術による除去もあります。
手術と言えば大げさに聞こえますが、これは30分ほどで終了する上に、後で感染症や合併症が起きる心配もないので、そんなに身構える必要はありません。
どの治し方を採用するにしても、日頃から注意を心がけ、打撲をそもそもしないことが重要なのに変わりはありません。
ケガをすると身体能力が低下し、それが精神面に悪影響を及ぼすこともあるので、その辺にも気を向けておくようにしましょう。