打撲を冷やすのはいつまで?痛みのピーク期間あたりです
打撲と言えば激しいスポーツをしているときに、転倒して起きるもの、というイメージがあります。
これは外部からの強烈な打撃を受けることで発生するものだからです。
通勤・通学途中の自転車で転倒してもこれは起こります。
では、打撲をしたという自覚が生じたときに、一体どうすればよいのかと言いますと、それは患部を冷やすことです。
打撲したときに患部を冷やすことを怠ると、強い痛みを発するようになります。
内出血が身体に残り、その後の治療にも影響を及ぼすこともあります。
では、いつまで患部を冷やすのかと言えば、それは痛みのピークが過ぎるまでです。
痛みが和らいできたと感じたら、冷やすのをやめて病院へ行くようにしましょう。
痛いからと患部をいつまでも冷やすのは褒められた行為ではありません。
これは患部が凍傷を起こす危険があるからです。
そのため、タオルなど間に挟める布があるのであれば、それを用いるようにしましょう。
そうすることで問題は解消できます。
医師に打撲だと診断された後は、患部を安静にするようにしましょう。
打撲をした直後だと、患部は熱を持っているので、温めてはいけません。
そのため、お風呂に入るのは控えるようにしましょう。
しかし、いつまでも入浴を避けるのも問題があります。
身体の清潔さを維持できないからです。
このため、打撲してから三日ほど経ったら、冷やすのをやめて入浴するようにしましょう。
(※ただし重症の場合には三日でやめない方がいい場合があります。)
そのときは、熱めのお湯ではなく、ぬるめのそれを用意しましょう。
下手に温め過ぎると痛みが再発するからです。
長風呂の方がよいのですが、いつまでも入っているとそれはそれで身体に悪いので、その辺にも注意しましょう。
打撲は骨折とは違うため、余程重たいものでない限り、半月か一カ月程度で治ります。
いつまでも痛みが引かないのであれば、骨折の疑いがあるので、専門医の診察を受けるようにしましょう。
このように、適切な処置を執りさえすれば、いつまでも治らないという事態にはなりません。
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