似ているようで異なる捻挫と靭帯損傷の違い
非常に広い範囲の損傷を示す捻挫は、概念的な違いがはっきりとわかりにくいこともあります。
靭帯損傷という言葉との違いということでも、なにを指すのかということがわかりにくいことも出てきます。
【捻挫とはなにか】
捻挫とは何かといえば、捻って挫くという字の通りの意味を持っている状態です。
関節で起きる怪我であり、靭帯や腱、軟骨を損傷してしまうことを示しています。
この内容からも、関節にある靭帯損傷している状態ともいえるでしょう。
そのため、靭帯損傷も捻挫と違いがないということになります。
【重症度での違い】
重症度によって分類分けをすることが可能です。
軽度な1度から重度の3度まで分けることができます。
靭帯が伸びている状態から、部分断裂、完全な断裂という形になることからも、靭帯損傷ということが捻挫には含まれていることがわかるでしょう。
違いというよりも、症状のひとつであるということになってきます。
特に重症化した場合には、靭帯断裂ということになってくるため、医学的にも靭帯損傷の一部として捻挫がとらえられています。
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【人間の体ならどこでも起きる】
人間の体には、さまざまな関節がありますが、骨と骨が離れている状態であり、これをつなぎ支えているのが靭帯です。
捻挫ということでも、さまざまな場所で起きることになってくるといえるでしょう。
その中で、軽度であれば、捻挫と呼ぶことが多くなります。
【運動機能にも影響してくる】
違いとして重症化した場合ということになってきますが、靭帯損傷ともなると、運動機能にも影響を及ぼすようになるほどの大きな怪我です。
長期間のリハビリということも必要となってしまうことから、一般的に言われる捻挫との違いを理解しておくことも必要になるでしょう。
怪我として考えた場合には、簡単に使われることが出てきます。
靭帯損傷との違いということで考えた場合には、かなり大きな怪我になっているということを認識するべきでしょう。
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