足の甲の捻挫は病院で治療するべきか
一度も捻挫をしたことがないという人もいないでしょう。
ですが、足の甲を捻挫した時には、そのままにしておいていいのか、それとも病院で治療するべきか悩んでしまうこともあるはずです。
一体どちらにするべきか、その基準も考えていかなければいけません。
【放置してもいいかは程度による】
捻挫は放置して治るのかといえば、状態によりけりです。
骨と骨をつないでいる関節部分の怪我であり、靭帯や腱、軟骨を損傷している状態ですので、足の甲の状態がどの程度なのかということが重要になってきます。
【関節が晴れてくる捻挫】
捻挫をすると、足の甲が腫れてくることになりますが、この原因として内出血を起こしているということが重要です。
血液がたまっている状態のほか、靭帯が伸びていたり、断裂していたりすることがあります。
こうした状態では、放置していても問題が大きいため病院での治療が必要であると考えることができるでしょう。
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【一時的な症状はそのままでも】
病院での治療が不必要な状況とは、捻挫の中でも一時的に靭帯が伸びているような状態になります。
こうした状態であれば、足の甲でも病院で治療せずとも時間とともに回復していくことは間違いありません。
もちろん、適切な処置は必要であり、1週間程度もあれば、腫れも痛みも引いてくるはずです。
病院の治療がなくても、関節も元の状態になっていきます。
【重傷は自然治癒することはない】
足の甲の場合には、スリラン関節にある靭帯が断裂しているような状態になっていると、自然に治癒するようなことはありません。
重傷となると足の甲の腫れが数カ月も引かないようなことが出てきます。
病院で診察を受けるとともに、治療も進めていかなければ、足の甲が変形してしまうようなことも出てくるため、大きく腫れているような場合には、放置しないことが大切です。
足の甲の周辺を自力で動かせないときも、病院で治療しなければいけない状態だと判断できるでしょう。
足の甲の捻挫と言っても、スリラン関節を含め、細かく広い範囲を示しています。
あとから後遺症が残ってしまうようなことも出てきますので、自己判断にしないということも考えなければいけません。
病院で診察を受ければ、その後の方法も見えてきますので、早めに行動する方がいいでしょう。
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