赤ちゃんが肩を脱臼してしまった際の症状と対処法

赤ちゃんが肩を脱臼してしまった際の症状と対処法

スポンサーリンク

 

言葉を持たない赤ちゃんは、例えば肩の脱臼など自身の身体に甚大な異変が生じた事を、迅速確実に訴える事が出来ません。
保護者である大人がそうした症状の見極め方と正しい対処法をしっかり踏まえておかねばなりません。

 

 

【脱臼のリスクが高い赤ちゃん】

 

全身の骨格や筋肉が未発達な赤ちゃんは、それだけ脱臼のリスクが高く、更に自分自身の身体の動かし方も十分理解しておらず、間違った方向に動かしてしまった事が原因で、自らアクシデントを招き寄せてしまうケースも否めません。
ちなみに脱臼を生じた際には、痛みを泣いて訴えるケースもあれば、その事実すら自覚出来ていない場合もあり、周囲の大人が常に身体の動きに注意を払ってあげる姿勢が欠かせません。

 

 

【肩の脱臼を疑わせる症状を知る】

 

それまで普段出来ていた動きが出来ない、身体がだらんとして力が入っていないなど、不自然な様子が見られた場合は要注意です。
明らかに腕に力が入っておらず、物を掴めない、腕を上げ下げ出来ていない場合などは。
肩のトラブルの典型的な症状です。

 

スポンサーリンク

 

【肩の脱臼の応急対処法】

 

成人の場合自分で「肩を入れる」対処法を用いるケースも見られますが、骨や関節の強度が不十分な赤ちゃんに対し、同様の対処法を用いるのは危険です、身体が外からかかる負荷に耐え切れず、更に症状を悪化する、あるいは他の部位を痛めてしまう原因となり兼ねません。
素人判断で原因を推察から対処せず、安静な状態を保ち、整形外科もしくは小児科へ連れて行きましょう。

 

 

【専門の先生の対処法】

 

赤ちゃんの脱臼専門の先生は、肩と骨を優しく戻す対処法で外れた関節を戻してくれます。
また保護者からのヒアリングと診察を通じ、原因を推察してくれますが、赤ちゃん自身に再発防止に努める姿勢を求める事は出来ません。
環境面に何らかの原因が想定された場合には、リスクを取り除く対処法で対応してあげるのも大人の役割です。
また症状や診察結果次第では、他の科の受診を指示されるケースも見られます。

 

 

赤ちゃんの肩の脱臼の特徴的な症状としては、普段通りの動作が出来ない、だらりと力が抜けている、痛みから泣くなどが挙げられます。
整形外科もしくは小児科で専門の先生の診察と処置を受け、肩を入れてもらった後は、その後の症状回復具合を見ながらの、原因となるリスクを除外する環境整備も大切な対処法です。

 

スポンサーリンク

関連ページ

予備知識としての親指を脱臼してしまった際の治し方
大人の股関節脱臼の症状と正しい対処法について
指の脱臼の正しい治し方と全治までに要する期間について
知っておきたい子供の手首や肩の脱臼の治し方
足の小指の脱臼の症状と適切な治療法について
肘の脱臼のリハビリに要する期間について
脱臼した際には冷やすもしくは温めるのどっち?
脱臼した患部を冷やす処置法と痛み軽減の効果について
脱臼の回復に良い食べ物と食事の効果に関して
脱臼完治までに要する治療期間に関して
肩の脱臼の痛みが続く期間はいつまでか
深刻な肩の脱臼に生じる要手術の可能性と費用面について
赤ちゃんが脱臼を生じているかどうかの見分け方について
生じやすい手首の脱臼の症状と適切な対処法について
肩の脱臼の防止効果に優れたテーピングの巻き方について
足首の脱臼骨折は全治何ヵ月?
足首の脱臼骨折の後遺症は?
親指を脱臼してしまった際の正しいテーピング処置法を知る
脱臼癖がついてしまった身体の部位の治し方について
股関節に生じた脱臼の治し方を検証する
脱臼の治療に際しての湿布の効果について
脱臼してしまった場合には病院の何科を受診すべきか
脱臼で手術を受ける場合に必要な総入院期間について
手の親指の亜脱臼治療関連基礎知識
泣かないからと見過ごしてはならない赤ちゃんの肩の脱臼
脱臼をはめる事で自力で治す上での注意点
知っておきたい小指の脱臼の応急処置法
脱臼の疑いがある赤ちゃんを連れて行くべきなのは何科?
膝蓋骨亜脱臼の症状と完治までに関する基礎知識