知っておきたい子供の手首や肩の脱臼の治し方
元気な盛りの子供は、まだ自身の身体機能の限界点を十分把握しておらず、勢いに任せた結果、手首や肩を脱臼させてしまうケースが少なくありません。
見守る周囲の大人が適切な治し方に関する知識を共有しておく必要性が見過ごせません。
【子供の手首の脱臼の原因について】
元気な子供の身体の動きには、時にヒヤヒヤさせられる連続です。
大人であれば脱臼や骨折が免れぬような動きの連続から、ケロリと笑っている様子は微笑ましくも、やはり万一のリスクを見過ごす事は出来ません。
そんな子供達の代表的なケガに上げられるのが手首の脱臼です。
自身の身体の可動域を正しく熟知していない子供が、勢いに任せて何かにぶら下がった際、あるいは言う事を聞かない我が子の手を、大人である保護者が強引に引っ張った際に生じるアクシデントで、痛みを伴うために激しく泣き出し、手首から先が自由に動かせず、大きな不安感に襲われるケースも見られます。
【手首の脱臼の治し方について】
まずは患部を固定して、無意味に動かさない状態を保ち、外科もあしくは整体院で治療を受けてください。
ズレた手首を元の状態に戻せば、痛みは時間の経過とともに治まります。
但し本人のショックが原因で、手首を動かす事を怖がりためらってしまう、腫れや痛みが続いてしまうケースも見られ、こうした場合には症状に応じた医学的な治し方の実践が求められます。
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【未発達な身体と肩の脱臼の関係性】
肩の関節のトラブルもまた、スポーツや屋外で遊んでいる際に生じる典型的な症例です。
これは成長過程の子供の身体の構造と強度の脆弱性が関係しており、全力でボールを投げた事で肩が抜けてしまう、不自然な受け身の態勢から脱臼してしまうなど、さまざまな事例が数え切れません。
保護者や監督責任者の大人は、万一に備えて正しい治し方に関する知識の確認が求められます。
【慎重に適切な治し方の実践を】
肩の脱臼の治し方としては、外れた肩を元の適正な位置に「入れて」あげる事が求められますが、周囲の大人の知識や技量次第では、素人処置が症状を悪化させるリスクも否めず、焦って慌てて処置に及んではなりません。
三角巾などを用いて腕を釣り、外れた肩と患部に無用な負担が掛からぬ状態を確保から、速やかに病院に連れて行きましょう。
また激しい痛みを伴う場合、麻酔を用いて肩を入れる医療処置を施し、損傷した関節や周囲の筋肉の回復が完了するまで、患部を固定しての治癒が最優先課題となります。
子供の関節のアクシデントとして、手首や肩の脱臼が見過ごせません。
周囲の大人が自身での応急処置に窮した場合には、いずれも患部を固定から速やかに専門医の診察を受け、損傷した関節や周辺の筋肉の回復を焦らず最優先する、正しい治し方の実践が求められます。
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