肘の脱臼のリハビリに要する期間について
肘の脱臼は日常生活に大きな支障が避けられず、治療を通じてのリハビリが必要となる症例が数え切れません。
こうした完治までに要する期間を踏まえ、仕事やプライベート上への悪影響を最小限に抑える対策も大切です。
【肘の脱臼が生じる原因を知る】
転んで咄嗟に手をついた際、体重が妙な方向に一気に肘に集中してしまった、野球などの球技で全力投球した際に、勢いで外れてしまったなど、肘の脱臼のリスクもまた、身近に潜んでいる事実が見過ごせません。
この症状は関節や腕の状態が一目瞭然で不自然となるため、速やかに医師の治療を受ける必要性が見過ごせません。
【肘の脱臼と骨折などのリスク】
腕が妙な方向に曲がってしまう肘の脱臼は。
骨折を伴っている可能性が見過ごせず、レントゲン撮影からの患部の状態の確認が欠かせません。
また靭帯を損傷した場合、患部に内出血が生じるなど、さまざまな症状が確認されます。
また損傷した骨の欠片が患部付近に浮遊しているケースも見られるため、責任持った応急処置に窮した場合には、無理矢理素人判断からの対処に及ばず、患部を安静に固定した状態で、速やかに病院に急行してください。
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【重要なリハビリ期間】
肘の脱臼症状が回復後、何より重要視すべきなのがリハビリです。
複雑な動きを見せる部位だからこそ、治療期間で衰えた筋肉の柔軟性や強度を取り戻し、元通りの動きを完全に取り戻すべく、焦らず段階を踏んだリハビリの実践が欠かせません。
時に肘のトラブルがそこから先端の五指の動きに悪影響を及ぼすケースも見られるため、損傷した部位付近の動きのみならず、腕から手先全体の動きを確かめるリハビリが必要となります。
【開始すべき時期と要する期間】
治療期間中は固定していた患部も、発症から3週間程度経過すれば、少しずつ動かせる状態へと回復を見せるのが一般的です。
必ず医師の確認と許可を取った上で、徐々にかつての動きを取り戻す練習をスタートさせてください。
但し焦りや無理は禁物です。
またこの時期固まった筋肉を動かすに際しては、痛みを伴うケースが避けられず、電気や熱治療で筋肉をほぐしながらのリハビリが効果的です。
ちなみに半年から1年程度のリハビリ期間を視野に、じっくり完治を目指す姿勢が大切です。
肘を脱臼した際には十分なリハビリ期間の確保が欠かせません。
治療開始から3週間程経過したタイミングから、医師の許可を得てのスタートから、完治までに半年から1年程の期間、地道なリハビリトレーニングを続ける姿勢が望まれます。
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