肩の脱臼の痛みが続く期間はいつまでか
肩の脱臼は発症直後から継続的に痛みが続くケースが少なくありません。
果たしていつまでこの状況が続くのか、元通りの生活に戻れるまで、果たしてどのくらいの治療期間を要するのか、その期間が気になるところでしょう。
日常生活でも生じる肩の脱臼】
肩が外れる脱臼のアクシデントは、球技や体操や格闘技など、全身を酷使するスポーツ中に発生するイメージが先行しがちですが、実際には私達の日常生活の中にも、発症の可能性が十分潜んでいる点が見過ごせません。
急に重たい物を持ち上げようとした、何かにぶら下がった弾みで、あるいは体操のつもりで腕を回した勢いで脱臼が生じるケースは、潜在的に珍しくないのが現状です。
【激しい痛みを伴う特徴】
他の脱臼同様かそれ以上に、肩での発症と痛みが切り離せません。
また外れた事により患部周辺の組織が破壊され、腫れや内出血が見られる場合も少なくありません。
速やかに肩を入れる応急処置が望まれますが、本人や周囲の人にその知識や技量が見当たらぬ場合も十分想定されます。
痛み軽減には脱臼した患部を優しく確実に冷やす事、三角巾もしくはそれに準じたアイテムを使い、患部を固定の上で早急に医師の診察を受ける対処が欠かせません。
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【痛さを感じ続ける期間には個人差が】
初期対応で幸い肩が直ぐに元に戻せた場合、その時点で激痛は和らぐ場合が多いものの、一旦損傷した患部や刺激を受けた神経との関係から、断続的な痛さが続く場合も多々見られます。
必要に応じて鎮痛剤が用いられ、処方には医師の判断が欠かせません。
一方適切な治療開始から半月もすれば、特に深刻な他の症状が見られぬ場合は痛みが治まりますが、ここで焦って温める治療に移行するのは危険です。
まだ不安定な患部が炎症を再発させてしまうリスクが否めません。
いつまで冷やすべきなのか、更にはいつまで痛さが続くかの期間に関しては、症状のみならず個人差が見過ごせません。
【リハビリ時に伴う痛さはいつまで続くのか】
リハビリ開始に耐えられる状態まで回復した患部の筋肉は、すっかり凝り固まって弾力を失っており、いつまでもこの状態のままでは完治とは言えません。
固定し続けた患部を最初に動かし始めた際には、時に鋭い痛みが避けられません。
少しずつリハビリを進める期間中、次第に緩和され、いつまでも不具合を感じ続ける事こそありませんが、仮にリハビリに半年間を要するとした場合、同じ期間痛さを感じる可能性と付き合う必要性が避けられません。
肩の脱臼に伴う痛みの期間が。
果たしていつまで続くかの期間には、症状以外にも年齢や体質などが関係し、一概にガイドラインを明言するのは難しいのが現状です。
またリハビリ開始に際しては固まった筋肉を動かす際に痛さを覚え、期間中を通じて対峙する必要性が見過ごせません。
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