生じやすい手首の脱臼の症状と適切な対処法について
全身の関節の中でも手首は特に、予期せぬ方向に曲げてしまうなど、脱臼に繋がるリスクが高い部位の1つです。
不運にもこうしたアクシデントに見舞われてしまった場合に備え、その症状と適切な対処法を予備知識として備えておきましょう。
【気づかないケースも見られる手首の脱臼】
手首を不自然な方向へ曲げてしまった、あるいは強く打ちつけてしまった場合、脱臼を生じてしまう事がありますが、一方でその事実に気づかぬまま放置してしまい、結果症状を悪化させてしまうケースも見られ、十分な注意が求められます。
こうした不注意からの悪循環に陥らぬためにも、どのような症状が見られるのか、どのような対処法が求められるのかを把握しておきましょう。
完全脱臼であれば自身の意思通りに動かせず察知出来ますが、1歩手前の微妙な状態の場合、痛みが残る、何となく動かし辛いなどから、時間薬との判断で放置してしまうケースも多く、注意が求められます。
【骨がズレた状態の放置は禁物】
痛みや不具合などの症状は、患部の骨がズレた状態であるシグナルであり、放置すれば症状は悪化の一途を辿ってしまいます。
一度は様子を見たものの、自然治癒の兆しが見えない場合などは、臆せず速やかに医師の診察を受けてください。
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【完治に長時間を要するケースも】
完全に手首が脱臼してしまった場合、完治までに長時間を要するケースが珍しくありません。
比較的細い身体の部位の手首は。
常に大きな負荷がかかる複雑な動きを見せ、十分な強度が求められる身体上のパーツです。
日常生活に於いても手首を使わぬ動作を思いつく方が難しい程、その使用頻度は半端ではありません。
この大切な部位の骨と周辺の筋肉のトラブル故、症状が治まったと焦って普段通りの酷使に及んではなりません。
【治療中の手首の脱臼の対処法とリハビリ】
手首の痛みや腫れなどの症状が強い発症からの初期段階では、必要に応じて患部を冷やす、対してこれらの症状が完全に収まれば、温めて血行促進効果から自然治癒を促進させる対応法の実践が求められます。
また完治までは極力患部を動かさぬよう、しっかり固定する対処法も大切です。
医師から症状の完治の診断を受けた後も、いきなり無理矢理動かさず、少しずつ可動域を広げ、従来の感覚を取り戻す対処法であるリハビリが欠かせません。
見落しがちな手首の脱臼の対処法として、痛む患部は冷やし、回復を見せれば温めて血行促進効果を与える、患部を固定から完治後のリハビリの実践などが見過ごせません。
疑いが否めぬ場合は速やかに医師の診察を受ける事も、初期の重要な正しい対処法です。
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