肩の脱臼の防止効果に優れたテーピングの巻き方について
球技や格闘技系の運動など、肩の脱臼のリスクが見過ごせぬ競技に臨むに際しては、万一の発症を防止すべく、適切な撒き方でのテーピングが推奨されます。
再発防止効果も含め、正しいノウハウを知っておく価値は十分以上です。
【正しい巻き方で脱臼防止を】
脱臼のリスクが否めぬスポーツ競技に臨む際、あるいは既に脱臼癖がついてしまっている場合、発症防止対策として見過ごせないのがテーピングです。
ですが正しい巻き方を実践しなければ、単に肩周辺の可動域を制限してしまう、皮膚を蒸らしてしまうなどのデメリットに繋がり兼ねません。
また激しい運動に際しては剥がれてしまう可能性が見過ごせず、テーピングに用いるテープへの工夫も見過ごせません。
【剥がれ対策について】
運動中激しく動き、汗をかいてしまう結果、通常のテーピングよりも剥がれやすいため、用いるテープの四隅を丸く切り取る対応がおすすめです。
そおまま用いるよりも剥がれにくいメリットが得られます。
またテープを引き出す際には一気に引き伸ばし、しわやたるみが生じない状態で貼るのがコツです。
これらはいずれも粘着力を弱めてしまうデメリットに繋がるので、引っ張り過ぎず緩め過ぎず、皮膚にジャストフィットの張力で貼るのがポイントです。
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【肩を持ち上げ支える巻き方を】
肩の脱臼は腕全体を肩関節で支え切れず、発症した患部に腕全体の重量が負荷としてかかってしまいます。
テーピングの巻き方として、肩では無く腕にポイントを置き、肩に対して腕を持ち上げる要領で支える巻き方が有効です。
肩に他の外因的な衝撃を届けないためにも、腕を支える際に必要な負担を軽減するようにテーピングを施してください。
【巻いて行く順番と発症防止効果】
まずは上腕部の真ん中付近からスタートし、同じく上腕部の内側を経由し、鎖骨下から胸部の中央付近までしっかりと張って固定します。
身体の後方から前への順番がポイントです。
この順番で張力を保つ事で、腕を持ち上げる効果をキープするのが正しい巻き方です。
ちなみにおすすめのアイテムは伸縮テープ、もしくはホワイトテープが挙げられ、汗で剥がれが生じた際には随時巻き直す事で、脱臼要望効果を常に確保する対処が求められます。
肩の脱臼防止にはテーピングの効果が見過ごせませんが、正しい巻き方の実践がポイントとなります。
汗で剥がれにくい工夫としてテープの四隅を丸く切る、上腕部中央から鎖骨を経由して胸部へと後ろから前にテーピングを施すなど、踏まえるべきポイントを理解からの発症防止の実践が不可欠です。
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