泣かないからと見過ごしてはならない赤ちゃんの肩の脱臼
怪我や痛みに対する経験値が殆ど無い赤ちゃんの場合、甚大なケガを負っているにも関わらず、泣く事でその事実を訴えないケースが見られます。
肩の脱臼など察知が遅れてはならない症例も多く、細心の注意が欠かせません。
【泣かないからと油断は禁物】
私達が肩を脱臼してしまった場合、自身に生じた明らかな異変を察知から、速やかに周囲に訴える条件反射的な行動に及びます。
思い通りに腕を動かせぬ驚きから、実は生じている激しい痛みにまで意識が及ばぬ程、一時的なショックを覚えるケースもゼロとは言えません。
対して赤ちゃんの場合、言葉を持たぬのみならず、脱臼という症状そのものを認識していません。
四肢も短い体型プラス服を着ている事から、周囲の大人がこお異変を見過ごしてしまう事例も数多く、常に注意深く観察する姿勢が欠かせません。
【成長過程故の見過ごし】
成長期の赤ちゃんの身体は非常に柔らかく、普段の動作の中でも、私達成人であれば間違いなく怪我に繋がり兼ねない危うい動作の直後も、期限良く笑っている場面は茶飯事です。
赤ちゃんが泣かないリスクにも、しっかりと意識を向ける事で、肩の脱臼を始めとする、赤ちゃんに生じている身体上のトラブルを察知する姿勢が望まれます。
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【肩の脱臼を見極めるポイント】
肩が外れれば当然、普段通りの動作に不具合が生じます。
泣かないながらもお気に入りのおもちゃに手を伸ばさい、おやつを上手に摘まめない、表情に元気が泣く不安感を漂わせているなど、泣かないながらも大人にSOSを訴えている可能性を見逃してはなりません。
どうしても発熱やお腹痛などに意識が向きがちですが、普段に対して動作が不自然あるいは制限が見られた場合、肩の脱臼の可能性を思い出してください。
特に身体の向きを自分で変えられない、腕に明らかに力が入っていないなどの症状が見られた際には、泣かないからと軽視してはなりません。
【小児科や整形外科での受診を】
赤ちゃんに脱臼の可能性が伺えた際には、まずは小児科もしくは整形外科へ速やかに連れて行ってください。
亜脱臼の場合には先生がその場で外れた肩を入れてくれ、必要に応じて他の科を消化うされるケースもあります。
赤ちゃんイコール僅かな事で泣いて訴えるイメージですが、想定外のアクシデントに際しては必ずしもその限りではなく、自身の異変が理解出来ず、泣かないケースが見られる事を踏まえておきましょう。
普段と動作が違う、おもちゃやおやつに手が伸びない、自身で身体の向きを上手に変えられないなどの症状が赤ちゃんに見られた場合、脱臼の可能性を冷静に疑う姿勢が必要です。
泣かないからと軽視せず、整形外科もしくは小児科で受診からの適切な医療処置が必須です。
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