胸部打撲の全治期間はどのくらい?肋骨骨折に注意!
「胸を強打してしまった…」
転倒やスポーツなどによって日常的に起こるうることではないでしょうか。
強打して筋肉や皮膚などの組織に損傷が出ることを打撲と言います。
これは痛みとともに腫れや炎症、内出血などを伴います。
胸をぶつけた場合には肋骨になんらかの異常が出ている可能性もあります。
基本的に打撲というのは骨に異常が出ていない場合を指します。
肋骨に異常が出ている場合には骨折となります。
ただしこの二つは非常に見分けにくいものになっていますので胸を強打した際の注意点などについてお話していきましょう。
胸を強く打った場合を胸部打撲と言います。
基本的には軽度な場合は痛みや内出血などの症状だけですのでおおよそ1週間〜2週間ほどになります。
ただし胸部には肋骨の他にも胸骨、鎖骨、肩甲骨、胸椎などの骨、その奥には肺、心臓、気管支、食道、横隔膜などの内臓もあります。
これらの部位に損傷が及んでいる場合には期間も長くなります。
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全治への期間というのは人によっても異なりますので症状が重い場合には1ヵ月ほどかかる場合もあります。
【骨折には要注意・骨折との違い】
ただ骨に異常がある場合にはもう少し長くなります。
骨折している場合には異なる症状が現れます。
痛みはより激しくなり、呼吸をする際にも痛みが増すようになります。
そのため呼吸困難に陥ってしまうこともあります。
【臓器に損傷が及んでいるときは治療も長くなる】
また肺などの臓器に気胸や血胸などが起きている場合には注意が必要です。
病院での早急な処置が必要になりますのですぐに病院へ行きましょう。
特に交通事故などが原因となっている場合には衝撃も強いです。
打撲だけでなく肋骨を骨折している可能性もありますので注意が必要です。
激しい腹痛、吐血などの症状が起こっている場合にも注意しましょう。
【まとめ】
胸を強打した場合にはこのようなことが考えられます。
全治は人によっても異なりますが軽度な場合には1週間〜2週間、場合によっては1ヵ月ほど痛みが続くこともあります。
打撲の場合には病院は整形外科になりますので早めの受診を心がけましょう。
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