打撲で内出血がひどい場合の対処方法!応急処置がカギを握っています
打撲の症状は痛みの他にも腫れ、炎症、内出血を伴う怪我となります。
完治までにはおよそ1週間〜2週間ほどの期間を費やします。
この期間というのは重症度によっても異なりますが、軽度の場合には1週間〜2週間ほどに期間になります。
しかし内出血がひどい場合には完全に消えるまでには数か月かかってしまう場合もあります。
そのため初期での対処が重要になりますので、その対処方法についてお話していきましょう。
負傷し打撲をした場合にはすぐに冷やすことが重要になります。
処置方法としてはRICE処置という方法が最も有名です。
RICEというのは「安静」「冷やす」「圧迫」「挙上」の英語の頭文字を取ったものを表しています。
これは打撲だけではなく骨折などの怪我の場合にも推奨されている応急処置方法になります。
患部を冷やす、圧迫する、心臓よりも高くする、安静にする、これらのことによって症状を悪化することを防ぎます。
これは自宅でもできる方法になりますので実践してみましょう。
安静というのはすぐにできると思います。
足の場合には歩かない、もしくは負担にならないようにします。
腕などの場合にはできる限り動かさないようにしましょう。
冷やす場合には氷や保冷剤などをタオルで包んで患部に当てましょう。
冷湿布がある場合には冷湿布でも大丈夫です。
内出血している場合には悪化させないためにも非常に有効な方法です。
ひどい場合には組織の損傷が激しいですので早めに病院へ行くことが大切です。
圧迫するということはきつく包帯を巻くということではなく骨折の可能性もありますので適度に巻きましょう。
最後に挙上です。
これは心臓より高く上げることによって血液が集まらないようにします。
打撲などの怪我をした際には治癒力を高めようと血流が良くなります。
そのため内出血を起こしている場合にはひどくなってしまうことがあります。
それを防ぐためにも挙上をしましょう。
これらのことによって対処を行っていくと悪化することを防ぐことが出来ます。
しかし打撲の症状がひどい場合には骨折など別の怪我の可能性もありますので早めに病院を受診しましょう。