かかとの打撲が治らない、骨折?その危険性とは!?
打撲というのは筋肉や腱、皮膚、筋膜などの軟部組織が損傷することによって起こります。
これは何らかの原因によって強い衝撃や力が加わることによって損傷します。
それは家の中でも外でも起こりうることです。
今回は「かかと」を打撲、もしくは負傷してしまった時についてお話していきましょう。
基本的に軟部組織が損傷することによって起こりますので体のどこにでも起こる可能性はあります。
そのため足だろうと手でも指でも起こります。
そのため転倒などによってかかとが負傷することは十分に考えられます。
そして治らない場合に考えられることはどのようなことがあるのでしょうか??
打撲というのはおよそ1週間から2週間ほどで完治へと向かいます。
そのため1週間以上、腫れや痛みが引かない場合には違う怪我の可能性があります。
そのひとつに踵骨不顕性骨折が疑われます。
病院へ行ってレントゲンを撮ったが「打撲です」と言われた場合に治らないことがあればこちらの可能性があります。
なぜかというとレントゲンでも異常が見つからない場合があるからです。
これはかかとの骨が細かい骨の組織で出来ているためにレントゲンには映らないことがあります。
特に細かい骨が形成して形を作っていますので折れていても変形がわからないことがあります。
これは治った後にレントゲンを再度撮ると白い線のようなものが浮き上がり踵骨不顕性骨折だったとわかるようです。
ただし折れている場合には歩けないほどの痛みであることが多いです。
踵骨(かかとの骨)というのは折れていることがわかりにくいことがありますので注意が必要です。
また激しい痛みとともに腫れが伴っている場合には骨折が疑われます。
レントゲンやCTで明らかに骨折とわかる場合もありますので早めに病院を受診することが最も大切なことです。
治らないと感じている場合にはかかとに体重を乗せることが出来ない状態が続いてしまうと思います。
長期間体重をかけない状態が続いてしまうと血流が悪くなり、骨がスカスカになってしまうことがあります。
その状態になってしまうとリハビリを行わなくてはなりません。
かかとを負傷するのは多くの場合は転落事故が多いです。
何らかの作業中に落下、高いところから飛び降りかかとから着地、階段の踏み外しなどによって起こることがほとんどです。
高い場所では注意することも大切です。
負傷してしまった場合の対処方法はまずは冷やすことです。
冷やすことによって患部の腫れや炎症を抑えることが出来ます。
安静にして患部を心臓よりも高い位置へと挙げましょう。
この処置をRICE処置と言います。
これらのことに気を付けて対処しましょう。
治らないと感じている場合には再度病院を受診しましょう。